宇都宮大学の大学院教育 2024
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〇21世紀の農芸化学に関する諸問題を解決し,持続可能な豊かな地域社会の創生に貢献するために,生命化学や[取得学位の名称] 修士(農学) より主体的な学修を行う。 どにより評価する。修士論文に係る評価は、大学院学位論文等評価基準(博士前期課程)に基づき評価する。 生命化学に関する高度な専門知識を備え,製造業などにおける機能性物質開発や生命化学関連の問題解決に貢献できる人材を育成するために,工学としての化学工学と農学としての応用微生物学の異分野融合による教育研究の相乗効果を狙いつつ,それに加えて生物利用に関する微生物学,食品化学,生理学,生物有機化学などの高度な専門的知識や技術の修得を目的としている。 農学の高度な知識と技術を修得している。 〇生物資源に広く関連した化合物の構造と反応性や,生物との関わりを中心とした機能性に関する知識や実験手法・技術を修得している。 〇生命化学に加え化学工学的な視座を持った分野横断的な創造的実践力をもって応用開発に取り組むことのできる能力を修得している。 〇農芸化学に関する多様な場面で実践できる高度なコミュニケーション能力を修得している。 〇農芸化学を学修するために必要となる,化合物や生理活性物質の特性や機能性に関する化学的・生化学的な基礎学力を有する人 ○広く食品,医薬品,化粧品などの産業や公共機関等において,機能性物質開発や環境問題の解決に挑戦する意欲を持つ人○生命化学を通じて地域社会に貢献することに強い関心と意欲を持つ人ディプロマポリシーとして掲げた修了認定の基準を実現するため、高度な学際的思考力・実践力や境界領域・異分野の専門知識・技術を養成するとともに、研究テーマに関連した学位プログラム間の連携・融合を図るカリキュラム編成・研究指導を実施する。 【教育内容の学修方法】 次に掲げる科目を配置し、これらを事例研究、グループワーク、フィールドワーク、ワークショップなどの方法に○バイオサイエンス(生命化学)に関する高度な専門知識を身に付けるための科目を配置○生命化学と化学工学の分野横断的な創造的実践力を養成するために,領域共通科目を配置○生命化学の創造的実践に必要な実験手法・技術を身に付けるための科目を配置研究指導に当たっては、主指導教員1名と副指導教員2名の計3名を配置し,この内,第1副指導教員は学位の専門性を担保するために同じ学位プログラムの教員から,第2副指導教員は,専門分野に対して境界領域や学際領域の観点から学生の研究進捗や専門能力の修得に対して指導を行い,最終的に高度な専門力と実践力を身に付けさせる。 【学修成果の評価方法】 学修成果の評価は、授業科目ごとに定める達成目標に応じ、科目の態様に従って、試験、レポート、作品、発表な-29 -概要 修了認定の基準(ディプロマ・ポリシー) 履修条件(アドミッション・ポリシー) 学修・教育目標を達成するためのカリキュラム方針(カリキュラム・ポリシー) 【教育課程編成の方針】 地域創生科学研究科 工農総合科学専攻 農芸化学プログラム

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