日光珈琲とのコラボコーヒー完成4実験の開始に先立ち行われた実証実験用EVバスのお披露目式協定締結式の様子オープンディスカッションの様子試飲会の様子 12月16日に、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社と、保険会社としては初となる産学連携に関する包括協定を締結しました。双方の人的・物的資源や知的財産を活用し、学術振興と産業発展を通じて社会に貢献することを目的としています。 2月には、協定に基づく連携企画としてオープンディスカッションを実施しました。本学学生と同社の若手社員、栃木県・宇都宮市の若手職員が参加しました。参加者からは「異なる立場の意見から、多角的なものの見方を学ぶことができた」との感想が寄せられました。 今後はテレマティクスデータ×データサイエンス力を活用した共同研究などを通じて、連携を深化するとともに、学生の実践力を育む教育環境の充実も図っていきます。 栃木県鹿沼市と日光市に店舗を構える人気カフェ・日光珈琲とのコラボ商品「宇大珈琲アフリカブレンド」が誕生しました。 本学が連携協定を結ぶアフリカの大学が所在する国々のうち、タンザニア・エチオピア・ケニア産のコーヒー豆を使用し、それぞれの良さを活かしつつ、バランスよく調和させたドリップバッグコーヒーです。パッケージには、やわらかな光が差し込む峰ヶ丘講堂の姿をデザイン。温もりのある一杯を楽しみながら、ほっと一息ついてみませんか? また、5月29日に峰キャンパス内でコラボコーヒーの試飲会を開催しました。今後は、日光珈琲の店舗や本学消費生活協同組合で販売予定です。※ 詳細は、本学ホームページやSNSなどでご案内します。 地域デザイン科学部の長田哲平准教授と早稲田大学の林泰弘教授らの研究チームは、2月20日から、宇都宮市内で太陽光発電の余剰電力を電気自動車(EV)バスに利用する走行実証実験を行いました。チームが開発した、電力需要や太陽光等の発電状態を把握・予測する技術と、EVバスの消費電力や充電池残量を予測する「電費予測技術」を活用し、地域における昼間の太陽光の余剰電力を、公共的なEV の充電に最大限活用する充電スケジュールの策定が可能となりました。 本実証実験では、各種センサを搭載したEVバスを走行させ、リアルタイムデータを取得することで、電費予測技術の向上を図りました。この取り組みは、市の脱炭素化に貢献するものであり、ゆくゆくは全国的な活用が期待されます。あいおいニッセイ同和損保と産学連携に関する包括協定締結宇都宮市内で太陽光発電を活用したEVバスの実証実験を開始
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