宇都宮大学の学士課程教育 2025
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16 地域社会の成り立ちや課題を理解するために必要な,幅広い教養を身につけるとともに,地域と連携してさまざまな現場を訪れ,体験しながら学修を深めます。さらに,政治,経済,行政,自然環境,食文化,観光,健康心理,社会教育,NPO,会話分析,組織マネジメントなどの専門的な分野を専攻しながら,これらを応用した地域デザイン能力を養い,21 世紀の地域社会の担い手として,行政機関や民間企業,NPO 等で率先して活躍できる人材を育てます。 (1) 人間と社会,多様な地域・文化と関わるために必要な基礎的素養を備え,多様な主体とコミュニケーションをとることができる。 (2) 地域デザインを専門とする職業人・技術者としての倫理観を持って思考・行動することができる。 (3) 地域社会の現状と成り立ちを幅広い視点から理解し,地域社会の課題を発見するとともに,分析することができる。 (4) 新たなまちづくりに向けて地域資源を活用するとともに,制度を設計し政策を提案することができる。 (5) 地域で主体的・協働的に行動し,活力あるコミュニティの形成に貢献できる。 基盤教育科目 29 単位以上,専門教育科目 96 単位以上の合計 125 単位以上を修得し,コミュニティデザイン学科が掲げる上記の学修・教育目標を達成した者に卒業を認定します。 ① 高等学校の教育課程による広範な基礎的知識を有する人 ② 地域の成り立ちを理解し,より良いコミュニティの創成を追究するために必要な技能を身に付ける意欲と適性を有する人 ③ 学際的学修へ向けた論理的思考力と表現力を有する人 ④ 地域の資源・社会システムの視点から,実践的にまちづくりを学ぶための判断力を身に付ける意欲と適性を有する人 ⑤ 地域課題の解決に取り組むための主体性とコミュニケーション力を身に付ける意欲と適性を有する人 ⑥ 地域や社会との関わりの中で多様な人々と協働して学ぶ態度を有する人 (1) 幅広い教養と行動的知性を身につけさせるために,初期導入科目,基盤教養科目,リテラシー科目,リベラルアーツ科目,高度教養科目を開設します。 (2) 地域デザインの基礎・手法と実践力を修得するために,以下の共通専門科目を開設します。 ・地域デザインの基礎と手法を学ぶ地域デザイン基礎科目群 ・地域デザインの実践を学ぶ地域デザイン実践科目群 ・グローバルな側面を学ぶ科目群 (3) 地域社会の担い手として,地域社会の成り立ちや課題を理解するうえで必要な幅広い知識を身につけ,これらを応用するコミュニティデザインの専門性を修得するために,以下の専門科目を開設します。 ・社会の制度や成り立ちについて学修する政治,経済,行政に関する社会システム科目群 ・地域の資源の活用について学修する自然環境,食文化,観光,健康心理に関する地域資源科目群 ・コミュニケーションや協働について学修する社会教育,NPO,会話分析,組織マネジメントに関する地域実践科目群 ・地域コミュニティに関する調査や分析,実践について横断的な知識や技術に関する領域横断科目群 取得学位の名称 コミュニティデザイン学 教育プログラム・シラバス ◆学士(コミュニティデザイン学) ■ 地域デザイン科学部 プログラムの概要 修了認定の基準(ディプロマ・ポリシー) 宇都宮大学の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)のもと,地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科では,「宇大スタンダード」に定める汎用的能力と,以下のような専門分野に関する知識・技能を獲得した学生に「学士(工学)」の学位を授与します。 履修条件(アドミッション・ポリシー) 【求める学生像】 学修・教育目標を達成するためのカリキュラム方針(カリキュラム・ポリシー) 【教育課程編成の方針】

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