アフリカ地域研究村落社会学国際協力社会開発論知識社会学言語学文学英語圏文化論・イギリス文化論第二言語習得表象文化論1□□tokiko@cc.utsunomiya-u.ac.jpkomura@cc.utsunomiya-u.ac.jpizuha@cc.utsunomiya-u.ac.jpshunsuke@cc.utsunomiya-u.ac.jptkmr32@cc.utsunomiya-u.ac.jpksaka@cc.utsunomiya-u.ac.jp私たちは皆、ある言語の母語話者であり、多くの場合、他言語の第二言語学習者でもあります。私の研究では、生成文法理論に基づき、母語話者や第二言語学習者がもつ言語知識(主に形態・統語や意味)の解明を通して、人間が共通にもつ普遍的かつ遺伝的な言語能力を解明することを目標としています。一般的に、私たちは子どもの頃に母語の文法について明示的に教わることはありませんが、教わってもいない複雑で抽象的な言語知識を自然と身につけています。また、第二言語についても、母語とも目標言語とも異なり、学校で教わってもいないような独自の知識体系を学習者は作り出します。このような不思議な現象は、生成文法などの言語理論で大枠は説明可能であることはわかっていますが、未解明・未解決の問題が山積しています。言語の話者・学習者として、自分達の頭の中で一体何が起こっているのか、是非一緒に考え、謎を解き明かしていきましょう。担当授業科目言語学 言語学演習Learning a Different World through English人間にとって発展、よい生活とは何でしょうか? 近代化論や従来の経済学では、人類が欲を満たし、富を蓄積することによる経済成長が他者や他地域に波及し、社会開発も伴うと信じられてきました。しかし国際・国内格差はむしろ拡大しているだけではなく、経済成長した地域でも多くの社会・環境問題が山積しています。現在、世界は経済成長のみならず、持続的開発目標 (SDGs)に取り組んでいますが、多様な経済・社会・文化を理解し、発展のあり方を見直す必要も出てきています。授業では、アフリカにおける勤務・研究経験を活かしながら、地域規模の問題群を私たちの生活とつながりのあるものとして認識しつつ、理論やアフリカ地域について学び、世界の経済・社会状況を理解する目を養っていきます。担当授業科目アフリカ論 途上国経済発展論 アフリカ論演習東アフリカの社会開発と文化イギリスの文化、とくに美術がわたしの研究対象です。専門的な言い方では美術史学と呼ばれる分野で、美術史学が対象とするのは絵画、彫刻、工芸を中心に、建築、ファッション、写真など多岐にわたります。あまり触れることのなかった学問かも知れませんが、案外皆さんの身近にも関わっています。例えば、旅⾏。イギリスと言えば、大英博物館(=美術館)、セント・ポール大聖堂(=教会・寺院)、ストーンヘンジ(=遺跡)などの名が挙がるでしょう。イギリスに限らず、美術館、教会・寺院、遺跡はたいてい人気の観光地になりますが、いずれも美術史学が研究対象とするものです。旅⾏はまさに美術史学の勉強、と言っても過言ではありません。逆もまた真。美術史学の基本は歩くこと、見ること。旅と同じです。そこが大きな魅力です。担当授業科目イギリス文化論 イギリス文化論演習Cultures of the English-Speaking World国際協力の分野は、広く、深く、そして分かりにくい。私たちのまわりには、食糧や工業製品を始め、途上国で生産されているものがあふれ、経済やITを中心に世界はますますグローバル化が進んでいる。しかし、先進国と途上国の格差や、途上国での低賃金や機会の不平等など、社会的側面を見逃すことはできない。私たちの豊かな生活のために誰かにしわ寄せが⾏っているのではないか。世界はますます深く複雑につながり国際協力のあり方も問われている。先進国から途上国への支援という一方的なつながりではなく、どのような場面でどのように世界とつながっているのか、また、果たして正しくつながっているのかを分析し、問題解決への道筋を探すことを通し、これからの国際社会そして日本のあり方を考えていきたい。担当授業科目国際協力論 国際協力論演習国際キャリア教育関連科目 海外フィールドワーク演習I・IIフランスとの比較の視点からロシアの文化と文学を研究しています。もともとフランス語の勉強をしていた私はドストエフスキイの1冊の本と出会ってロシア文学に引きこまれました。それから文学、メディア、宮廷文化、香水など様々なものに関心を持って研究してきました。思えば私に次々と新しい世界を開いてくれたのは本や人との出会いでした。皆さんが今の日本で触れることのできるロシア文化はたくさんあります。文学作品やバレエ、絵画、音楽などロシアが発信する優れた文化は、もとをたどればヨーロッパの文化とロシアに古くからあった文化との出会いから生まれたものなのです。出会いは何かを生み出す原動力になります。大学は様々な分野の授業があり、留学もできる開かれた場です。何を勉強するのも自由なのです!大学で、あなたに世界を開くなにかをたくさん見つけてください。担当授業科目芸術文化論 表象文化論「田舎」や「僻地」と呼ばれるような村落社会、とくに日本の離島や中山間地域をフィールドとして勉強させてもらっています。自然保護などのグローバルな現象を地域に住む人々はどのようにとらえているのか、そして、それはどうしてなのか。住込み調査などの手法で、そこでの生活を理解することによって、人々の日常生活の視点から見たグローバルな現象の意味について考えています。地域社会は過去にはどのような社会であったのか、なぜ、どのように変化していったのか、現在の状況はどうなっているのか。これらのことを現地に生活する人々の視点から学んでいくこと、とくにフィールドの場で、みずから学ぶことを重視しています。そのことによって、グローバルな価値観を単純に受け入れるのではなく、地域ごとに異なるローカルな価値観から批判的に考えていきたいと思っています。担当授業科目社会調査法入門 地域社会論 地域社会論実習出羽 尚 いずは たかし栗原 俊輔 くりはら しゅんすけ大野 斉子 おおの ときこ古村 学 こむら まなぶ木村 崇是 きむら たかゆき阪本 公美子 さかもと くみこInternational Studies国際学科教員紹介
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