宇都宮大学 国際学部 2025
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ra nフランスgl a n dnEイギリスzeCチェコ□□□0□ □学□□間たちと日常的に関わり、学問に真摯に向き合う姿に刺激をもらいながら学ぶことができました。 この冊子をご覧になっている方は、国際学部で学ぶことの楽しみや留学への憧れを抱いていることと思います。留学は選択肢のひとつです。自分の理想や目指すものを叶える方法を、色々な角度から検討してみてください。c hc ea n yFr meGドイツ  セントラル・ランカシャー大学  パラツキー大学オルレアン大学エアランゲン・ニュー   ルンベルク・フリートリッヒ・   アレクサンダー大学た友人たちとは、今でもチャットや電話、プレゼントを贈り合うなどしています。 チェコは地理的にヨーロッパの国々へアクセスがとても良いので、留学中に様々な国を訪れました。それでも私は声を大にして「チェコが一番好き」と言えます。なぜか気になる人はぜひ⾏ってみてください! 今は簡単にネットで情報が得られる時代です。しかし、実際に⾏ってみないと分からないことがたくさんありました。ネットに書かれた情報や人から聞いた話は、その人の観点でしかなく、自分の目で見ることの大切さを感じました。フランス人はバカンスを楽しみに働いていたり、集合時間通りには来なかったりなど文化の違いがたくさんあり、フランスの文化を通して自国の文化や言語について改めて考えるとても良い機会になりました。その中で、ここは日本の方が好きだな、逆にここはフランスの方が好きだなと感じることがありました。また、街を歩いていると知らない人にニーハオと言われたり、日本人や韓国人がみんな同じ顔に見えると言われたりなど、ヨーロッパやその他の地域からアジアがどのように見えているのかも知ることができました。約1年の留学が、結果的に半年の留学になってしまい心残りもありますが、貴重な経験ができたことをうれしく思います。 ぜひ、学生のうちにできることにたくさん挑戦してみてほしいと思います。 高等学校の英語教員になることを目指す中で、専門性のある知識を磨き、それを伝える技術を高めたいと考え留学を決意しました。言語習得に加えて、専攻している環境政策の学びを両立できる環境としてドイツを留学先に決めました。 留学の魅力は、その街に住んで学ぶことができることだと思います。ドイツの大学生と一緒に食堂でご飯を食べる、地元の人たちと同じスーパーで買い物をする。そんな当たり前の生活から、ドイツ人の人柄やドイツ文化の背景を知りました。エアランゲン大学には世界中から留学生が来ています。留学先でしか出会えない多様な仲 私は小さい頃から海外に憧れを持っており、世界各国の図鑑をよく読んでいました。宇都宮大学にも留学がしたいと思って入学しましたが、私が入学した2020年は新型コロナウイルスの流⾏が始まった年でした。そのため、本当に留学できるのだろうか、もう諦めてしまおうかと思っていたところ、2年次の秋に学内選考の連絡があり、やるしかないと応募しました。 私が留学先に選んだのはイギリスのセントラル・ランカシャー大学で、世界各地からたくさんの学生が学びにきている大学でした。渡航してまもない頃は自分の語学力の自信のなさから話すことを躊躇っていましたが、現地の先生から生まれた国や地域によって英語の発音が違うことはその人の個性で、文法や単語が間違っていても通じるよというアドバイスをもらってからは自分から積極的に話しかけられるようになり、学生や先生、現地の方々との異文化交流ができたことは私にとって大事な財産になりました。語学力だけでなく、その土地の文化や日本との違いについても学ぶことができました。 もし留学したいけど迷っているという方は一歩踏み出してみてください。留学した先で大変なことはあるかもしれないけれど、挑戦したこと、それを乗り越えたことは絶対にあなたの力になります。 交換留学に⾏く話を家族や友人にすると、必ず聞かれたのは「チェコってそもそもどこにあるの?」という質問です。 私がそんな日本人にあまり馴染みのない国を選んだのは、第一に「学部留学」ができることが理由です。一口に交換留学といっても、提携大学の語学学校へ⾏くものと、学部に⾏くものの二つに分かれます。私は英語「の」勉強ではなく、英語「で」勉強したかったので学部留学ができるパラツキー大学を志望しました。 世界中からやって来た留学生と寮で共同生活をし、彼らと授業に参加する生活はとても刺激になりました。時に言語面でつまずくこともありましたが、日本人の少ない留学先ということもあり、積極的に英語で様々な人と関わることで克服しました。留学中に出会っ自分で見ることの大切さ山下 凪紗留学というひとつの選択肢髙田 伊知郎十人十色の英語丹野 美優チェコってドコ?佐藤 美波留学体験談Student Voices

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