宇都宮大学 国際学部 2025
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□□01 国際学部概要ス ペ イ ン 語中 国 語英 語国立台湾師範大学(台湾)アルカラ · アルカリングア大学(スペイン)サラワク大学(マレーシア)千田那菜子外国語臨地演習(中国語)では、3週間という短い期間で多くの学びを得られる、濃密な時間を過ごすことができました。1日のスケジュールは、午前中に台湾師範大学で中国語の授業を受け、午後に講演会や企業・機関訪問、街歩きを⾏なうという流れでした。講演会では台湾で活躍する日本人の方々を講師として招き、体験談を聞きました。様々な職業に従事している方々からのお話は、将来について改めて考え直すきっかけとなりました。また、台湾の大学生の皆さんと協働で探求活動を⾏なう機会もありました。お互いにスケジュールを調整して一緒に調査へ赴き、発表を⾏うというタスクを通して、色々な価値観に触れられただけでなく、彼らとは今でも連絡を取り合うほど仲良くなることができました。そして、様々な観光地や機関を訪れ、台湾の歴史や文化、台湾の今を知るための機会が多くあり、台湾と日本の関係性についてより詳細に知りたいと思えました。このような貴重な経験を得られる外国語臨地演習(中国語)に少しでも興味を持った方はぜひ参加してみてください。スペインってどんな国で、どんな人が暮らしているのだろう。という好奇心から始まったスペインでの3週間の外国語臨地演習は驚くほど一日一日が早く過ぎ、飛ぶように最終日を迎えました。アルカラ大学 アルカリングアはスペイン語を使ってスペイン語の文法や会話の授業を⾏うので、内容が理解しきれず大変な時もありました。しかし先生に質問をするとより丁寧に、よりかみ砕いて説明をしてくれるので、失敗を臆せず勉強できる嬉しい環境でした。一歩街中に踏み出すと見慣れない食べ物や風景、文字や建物に囲まれているので探索欲が駆り立てられます。また、語学学校にいる日本人や外国人留学生と交流が生まれたことも良い経験でした。スペイン語の勉強だけではなく、お互いの言葉や文化・習慣を共有する貴重な機会でした。たった3週間でしたがスペインやスペイン語が前よりずっと大好きになれる貴重な経験でした。スペイン語に限らず、新しいことに挑戦したい人にはぜひおすすめしたいです。約2週間のマレーシアでの英語研修は、新しいことに挑戦する素晴らしい経験がたくさんありました。この研修では、サラワク大学の学生と宇都宮大学の学生がグループを作るバディ制度をとっています。授業後の自由時間や夕食時はいつでもバディと⾏動するので、非常に安心感があり、マレーシアの美味しいご飯やおすすめのお菓子なども堪能できました。バディは私の拙い英語も聞き取ってくれ、常に私たちのことを気遣ってくれていました。本当に楽しく充実した毎日でした。クロージングセレモニーでは、マレーシアのダンスと私のバディの出身国であるキルギスのダンスを披露しました。ダンスの経験は全くなかったのですが、その時しかできないことに挑戦したいと思い練習しました。研修を通して、やりたいことに挑戦する力が身についたし、自分の選択次第でより最高な経験を得ることができると思いました。少しでも興味があったら飛び込んでみてください。千葉成南美飯村 友佳外国語臨地演習

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