山梨県立大学広報誌 Souffle Vol.13
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勉強や読書、学校の課題、筋トレなどをします。また、SNSで友人と会話することが日課です。のお正月であるテトの期間には、実家に帰って家族と時間を過ごす人が多いです。また、ソーシャルメディアの返信速度も非常に早いです。ベトナム人は家族や友人を大切にする価値観が強い傾向にあるようです。そのため、田舎から上京してきた家族を、ハノイに住んでいる家族が受け入れて同じ家に暮らしたり、親戚から仕事を紹介してもらうという事が多いらしいです。日本と違って、社会的に孤立してしまう人の数は少ないのかもしれませんが、ハノイ(首都)は際限なく人を受け入れていくので、人口密度が非常に高いです。バイクやバスの渋滞もかなり酷いです。人間関係の結びつきの強さです。旧暦想像以上に親切だったことです。行く前はよそ者扱いされると思っていましたが、実際は困っていると助けてくれる方が沢山いました。また文化についても、建物の形や英語の発音などが非常に特殊な歴史的背景を持っており、想像以上に興味深いものでした。いつもご飯を食べている大衆食堂です。ここのおばちゃんは優しくてフレンドリーなんです。ご飯は早い、安い、美味い!居心地が良く、落ち着く場所です。留学したことで自分の人生に対する価    値観が変わりました。また、言葉が通じないことによる無力さを感じたことで、人間関係の大切さに気づくことや共感能力を養うことができました。もしも人格の形成が遺伝と経験によるものだとすると、留学は結構おすすめだなと思います。◆現地で感じた日本との違いはありますか?◆留学前と後でベトナムに対する印象は変わりましたか?もし変わったのであれば、それはどのような点ですか?◆お気に入りの場所はありますか?◆最後に、留学して感じたことなどについてコメントをお願いします……!取材へのご協力ありがとうございました!13編集/渡邊 美月

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