山梨県立大学広報誌 Souffle Vol.14
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■■■■■■■■■高校生の時に広島の西日本豪雨災害のボランティアに行ったことがきっかけです︒自然の威力を前に人間ができることの少なさに気づかされて︑自分が何も持っていないもどかしさを感じました︒そんな中でも心の支えとなれるような存在になりたいと思い︑災■■■■■■■■■■■■医療的な知識だけを学ぶのではなく︑人としての教養と医療知識の両方を学びたいという思いがあったので看護以外の授業も受けられる︑4年制の大学に進学することを決めました︒県立大学を選んだのは︑大学の雰囲気が自分に合っていると感じたからです︒県立大学のオープンキ■ンパスに行った時に︑柔らかい︑親しみやすい雰囲気を感じてそこにとても惹かれました︒■■■■■■■■■■先生たちも仲間も優しいし︑和気あいあいとしながらも︑学びを深め合える環境だと思います︒講義後の会話の中でも︑﹁さっきの授業こうだったよね﹂とか言い合ったりします︒大学生らしく楽しめるのはもちろんだけど︑お互い学びを深めあえることができるのは︑とてもいい環境だと思います︒実際に入学して︑県立大学へのギ■ップは無いけれど︑看護学部へのギ■ップは感じました︒大学生は自由な時間が作れるって思ってたけど︑そんなことなかったです︵笑︶看護学部は高校生活の延長みたいで︑毎日講義と課題︑事前学習︑自己学習って︑高校で受験に向けて勉強してきたことの継続のような感じですね︒災害医療に携われる看護師を目指して︑山梨県立大学で学んでいること︒験受験資格を取得できます︒また︑チューター制度によって︑学業や就活の情報をチューターの先生や先輩から得ることができるだけでなく︑自分の進路や悩みに関しても相談できる環境が整っています︒今回は4年生の宮野はるなさんにお話を聞きました︒看護学部では︑全員が看護師国家試害医療に興味を持ち始めました︒その後︑自分で災害医療について調べ︑災害時に﹁ディーマット﹂という災害医療チームが派遣されることを知りました︒自分も看護師としてその中で活躍したいと思い︑目指し始めました︒看護学部 看護学科 4年生宮野 はるなさん■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

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