Educational Philosophy, PurposeGraduate School of Human and Social Services,Yamanashi Prefectural University02「誰もが人間らしく、その人らしさを発揮して生活できる社会づくりに貢献する」という人間福祉学部の教育理念に基づき、複雑化、深刻化する子ども虐待に対応できる高度な専門的職業人として、子ども家庭福祉の専門性に加え、子ども理解、ソーシャルワークにも幅広く精通し、現場での学びから自らの「経験知」や「実践知」を概念化し、それを現場に還元できる研究的視点を備えた実践者を養成することを目的にします。1.2.3.・ 修士課程の学修の基盤となる人間福祉及び子ども家庭福祉に関する基礎的知識を有している人・ 人間福祉及び子ども家庭福祉に関する高度な実践のために、論理的な思考力、柔軟な発想力、基礎的な省察能力、 及びコミュニケーション能力を有している人・ 人間福祉及び子ども家庭福祉について、現状に対する問題意識を持ち、実践と研究に取り組む意欲を有している人○ 分野横断型のカリキュラム構成 ・子ども虐待領域を柱に、子ども理解領域、ソーシャルワーク領域の関連科目から幅広く選択履修○ 現場での実践的な学びと大学教員からの指導助言(スーパーバイズ)による学びの循環 ・児童相談所、児童養護施設などでの実習と専門的なスーパーバイズによる演習を通し、経験を理論化○ 学生のライフスタイルに合わせたオーダーメイド型の授業形態 ・昼夜開講制で、働きながら学べる授業体制を用意 ・授業は平日の夜間(週2〜3日間)と土曜に受講 ・オンラインを用いた遠隔授業と対面授業を併用子ども家庭福祉分野において、虐待・ネグレクトが子どもに与える心理的・精神医学的影響及び虐待を生じる親・家族の心理社会的特徴に関する専門的知識を有し、虐待相談業務や子どもへの治療的養育、心理的ケアを担当できる高度な技能を有する人材を育成します。子どもの保育・幼児教育の分野において、虐待・ネグレクトを受けた子どもや虐待傾向を有する親・家族の心理社会的特徴に関する専門的知識を有し、保育所・認定こども園等を基盤とした子ども及び家族への支援を提供できる高度な技能と実践力を有する人材を育成します。ソーシャルワークの分野において、虐待・ネグレクトを受けた子どもや虐待傾向を有する親・家族の心理社会的特徴に関する専門的知識を有し、保健、医療、教育などの諸機関、多職種と連携し、虐待リスクのある子ども・家庭を支援するための包括的支援体制を構築できる人材を育成します。学生のニーズに応じた多様な履修プログラムを用意します。人間福祉学研究科の教育目標こういう人を求めていますカリキュラムの特色教育理念・目的
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