山梨県立大学 人間福祉学研究科 2025
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1年前期1年後期2年前期2年後期MODELGraduate School of Human and Social Services,Yamanashi Prefectural University08ソーシャルワークの分野において、虐待・ネグレクトを受けた子どもや虐待傾向を有する親・家族の心理社会的特徴に関する専門的知識を有し、保健、医療、教育などの諸機関、多職種と連携し、虐待リスクのある子ども・家庭を支援するための包括的支援体制を構築できる人材の育成を想定しています。特定の課題研究で修了希望の方は「人間福祉学課題研究」を履修してください。特定の課題研究では、①課題テーマに関する文献レビュー、②実習等での実践を踏まえた事例研究の分析の2つを柱として、特定課題研究レポートの作成と研究成果の発表を目指して、学修・研究活動を進めます。特定課題研究で取り扱う内容は、修士の学位論文と比較して、現場が直面する様々な課題を実証的に分析し、課題解決を見据えて、より実際的な提案内容を研究成果としてまとめるという点で研究スタンスが異なります。修士論文の執筆を選択する方は「特別研究ⅠⅡⅢ」を受講してください。なお、倫理審査の基準と方法、レポートの分量、最終発表会での発表・口頭試問の時間、書面・口頭審査の基準や方法、単位修得のための機関認証のスキームについては、修士の学位論文と特定の課題研究は同等です。人間福祉学課題研究人間福祉学特別研究ⅠⅡⅢCOLUMN●必修科目、〇選択科目/〇付数字は単位数です。選択科目は、自分の関心、専門性、志向にあわせて自由に履修できます。また、1年次未履修の科目は2年次に分散して履修することも可能です。【基礎科目】●人間福祉学特講②  ●人間福祉学研究法② ●スーパービジョン特講②【基幹科目】●子ども虐待臨床特講②●虐待傾向を示す親の心理・社会的特徴②●アタッチメント理論の臨床応用②【選択科目】〇ソーシャルワークの価値と理論②〇地域福祉論特講② 〇地域福祉マネジメント実践方法論特講②【実習・演習科目】〇子ども家庭福祉実習Ⅱ(市町村、在宅)②〇子ども家庭福祉実践演習Ⅱ(市町村、在宅)①【研究科目】〇人間福祉学特別研究Ⅰ②【選択科目】〇ソーシャルワークの実践と分析②〇ファミリーソーシャルワーク特講②【研究科目】〇人間福祉学特別研究Ⅱ②【研究科目】〇人間福祉学特別研究Ⅲ②03に応えます!多職種連携・家庭支援の スペシャリスト「人間福祉学課題研究」と「人間福祉学特別研究」の違いは…?

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