53学生の頃に増やした保育の引き出しを活用して心と身体の両方のケアができる知識が身に付いた人間形成学科 2021年度 卒業生北浦菜律音さん / 山城小学校 勤務 看護学科 2019年度卒業生笹本明里さん / 道志村立道志中学校 勤務保健師活動への向き合い方が学べた現場経験が豊富な先生方の存在看護学科 2021年度卒業生小尾聖也さん / 甲府市役所地域保健課 勤務 看護学科 2017年度卒業生守谷奈見さん / ゆうき訪問看護ステーション 勤務 「今は子どもたちと毎日一緒にいることで、その成長を見守っていけることがとても嬉しいです。子どもが好きということで大学を選んだのですが、どういった職業に就こうかまでは決めていませんでした。明確になったのは、授業で専門的なことを学んだり、実習で幼稚園や養護施設などに行けたことが大きかったと思います。自分を表現するという苦手な部分もあったのですが、友人たちや先生がアットホームな雰囲気で支えてくれました」「体調不良の子や持病がある子に適切な対応をできるようにしたいという思いと、教員採用試験が厳しかった際に就職できる道を残しておきたという思いから、養護教諭と看護師の両方の資格を取れる県立大学を選びました。中学生は多感な年頃なので、心と身体の両方のケアの基礎を学んでおけてよかったです。大学時代にお世話になった先生方を中学校の保健集会にお招きすることもあり、今でもお世話になっています」「県立大学は縦割りのグループごとに担当の先生がつく“チューター制度”を取り入れているため、先生や先輩・後輩とのつながりが強く、和気あいあいとした空気感があります。在学中は、先生が保健師の在り方やさまざまなアプローチ方法を丁寧に教えてくださったので、目指す保健師像を定めることができました。大学で培った基礎を大切にして、地域に笑顔を増やしていきたいです」「患者さんと密にコミュニケーションが取れる訪問看護師に憧れ、新卒の訪問看護師の育成に力を入れている県立大学を選びました。現場経験豊富な先生方が実習についてきてくださり、より深い学びを得ることができました。就職の際に先生方が背中を押してくださったことやかけてくださった言葉は今でも支えになっています。在宅看護研究会というサークルでの経験も、自信や向上心につながっていると思います」
元のページ ../index.html#53