山梨大学 工学部
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Zzz...学生学生学生学生教師学生学生学生学生学生学生学生学生学生学生学生教師学生学生学生学生PCで学生学生13 本学部では、学生が意欲的に取り組み、学びを深めていけるよう、反転授業を実施し、アクティブ・ラーニングを積極的に導入しています。これは、「せっかく皆が集まっている時間に、講義を聴くだけではもったいない」という発想から生まれたもので、従来授業で自宅:演習など単位には自宅での予復習を含むが十分行われているとは言い難い行っていた講義を授業外で行うことで時間的な余裕を生み出し、その時間を活用してアクティブ・ラーニングを実施するという授業形態です。 受講する学生は、教員が用意したビデオを視聴し、ワークやノートの作成に取り組みます。これが事前学習です。従来の予習が講義を受けるための下準備であるのに対し、講義内容そのものを学ぶという特徴があります。 一方、授業ではより発展的な内容に取り組みます。少人数のグループに分かれて事前学習の内容について話し合うこともあれば、課題に取り組むこともあります。学生はそれらの学習活動を通して、考自宅:動画で受講学生は事前に知識を受けとり、対面授業に向けて疑問を整理えたり、発言をしたり、討論したりと、より能動的に授業に参加します。和気あいあいとした 雰囲気のなかで、自由に意見を言い合い、わからないことを聞いたり、教え合ったりしながら学びを深めていけるので、学習意欲が高まり、知識も定着していきます。教員にとっても、グループを回りながら個々の学習状況を確認し、一人ひとりに合った指導ができるという利点があります。 反転授業やアクティブ・ラーニングを導入している大学は他にもありますが、本学の最大の特徴は、工学部全体が一つのチームとして取り組んできたことにあります。複数の教員が連携し、問題点について相談したり、手法を交換し合ったりしながら、より効果的な形へと進化させてきた結果、現在では全学部へと広がっています。特集 山梨大学の特色ある取り組み2反転授業これまでの授業教室:一斉講義教師が講義をし、学生は受動的に知識を受け取るだけで疑問が残るスマートフォンで教室:演習・議論質疑、演習、協調学習等、学生主体の活発な学習(アクティブ・ラーニング)により理解を深めるタブレットで反転大学と家での『学び』を逆転させた反転授業。アクティブ・ラーニングを積極的に取り入れて、学習意欲も理解度もUP反転授業

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