地域社会システム学科は、生命・食・環境の基礎を理解し、経済、経営、政治、行政、法律、数理、観光などの専門知識を学び、人類が直面している食料問題や環境問題を社会・経済・行政システムとの関わりにおいて理解し、その諸問題に立ち向かい、地域社会の繁栄の実現に貢献できる人材を養成します。【経済】社会科学入門、財政学准教授／門野 圭司政府の経済活動を研究対象とする財政学の学習を通じて、経済的に不遇な人たちの言い分にこそ共感できる心と、経済の実態を科学的に理解する頭脳と、両方を身につけることの大切さを掴み取ってもらえればと思います。【経済】マクロ経済学、食料問題とグローバル経済教授／渡邊 幹彦マクロ経済学では、国全体が豊かであり続けるための経済政策について学びます。食料問題とグローバル経済では、この経済政策をグローバル社会の進展にどのように対応させるのが良いかについて学びます。 【経済】公共経済学教授／渡邉 靖仁ミクロ経済学の理論を用い、市場の失敗・政府の失敗の発生理由と対策を分析し、効率と公平・貢献原則と平等原則などのトレードオフ関係について認識を深め、経済社会を公・共・私の３視点から把握する力を涵養します。【経営】経営戦略論、経営組織論准教授／佐々木 博之良いマネジメント（経営）ができれば、顧客や従業員、投資家などの利害関係者に十分な価値を提供でき、企業は存続・発展します。そのための戦略と組織づくりについて、最新の研究成果と企業事例から学びましょう。【経営】経営学概論教授／西久保 浩二経営学を実践的な視点から幅広く学ぶことを通じて、企業経営を科学的に分析、評価し、そして改革できる力を身につけます。また、日本企業が持続的な競争優位に立ち、生存、成長する戦略を学びます。 【法律】日本国憲法、統治機構論教授／石塚 迅法学分野の科目の中で、主に憲法に関連する科目を担当しています。私たちが享有する人権にはどのようなものがあり、それを保障するための統治のシステムはどのようなものであるべきかについて考えます。【法律】民法学Ⅰ･Ⅱ教授／稲田 和也社会生活上しばしば接することとなる民法を中心に講義を行っています。主として知識の習得になりますが、民事法学における思考方法も適宜紹介したいと考えています。【法律】行政法Ⅰ・Ⅱ助教／若生 直志行政活動が社会の様々な領域に及んでいくにつれ、その法的コントロールの必要性も高まっていきます。国民の権利を保護すると同時に、社会を発展させていくための法制度について考えます。【政治】政治学概論、環境政治論准教授／金 基成政治思想・政治体制・政治システム・民主主義・社会運動・市民参加など、政治学の基礎知識と考え方を習得するとともに、生態学的に持続可能な社会のあり方と政治過程上の諸課題について討論します。【政治】国際関係論Ⅰ・Ⅱ准教授／小松 志朗国際関係論を基礎から学んで、世界の構造や歴史、具体的な諸問題について理解を深めます。地域社会のことを考える時にも、グローバルな視点から世界とのつながりを意識できるようになってもらえればと思います。【政治】行政学、地方自治論准教授／藤原 真史政治学の一分野である行政学、地方自治論では、国や地方自治体のさまざまな活動を支える行政資源（ヒト、モノ、カネ、情報等）やそれらを活用して産み出される政策について、理論や歴史、現状、課題等を学びます。【政策】環境経済政策論Ⅰ・Ⅱ准教授／喜多川 進日本のみならず海外の具体的な環境政策の事例を通して、環境政策の推進・阻害要因および環境問題解決のための望ましい政策のあり方を学びます。【計画】地域計画学、地域共生デザイン教授／大山 勲都市や農村地域の計画、景観・環境・観光などの個別計画、商業・交通・集落空間などのデザイン、法定計画の限界、市民行政協働まちづくりの実践など、地域の持続と活性化を進めるための計画づくりの基礎を学びます。【計画】経済地理学准教授／宮川 雅至地域の社会経済現象を場所・空間に着目して客観的に分析し、問題解決につなげるための立地モデルを学びます。土地利用、施設配置、商業立地などを対象に、モデルを実際の地域に適用することを目指します。【数理】経済・経営数学、社会数理システム教授／伊藤 一帆世の中で起きている現象を数式を用いて表現することを数理モデリングといいます。そして、その数式を分析することにより、複雑な現実の本質が見えてきます。経済現象を中心に、この一連のプロセスを修得しましょう。【数理】基礎統計学、基礎統計学演習准教授／平井 寛あなたが仕事やその他の場で何か新しい提案をしようとするとき、その提案に説得力を持たせるにはどうしたら良いでしょうか。統計学は実際に起きた結果のデータに基づいた根拠を示すことができる有力なツールです。【観光】観光政策論、観光資源保全・活用論准教授／菊地 淑人観光政策・計画という観点から、観光資源を活かした地域づくりを学びます。また、世界遺産をはじめとした文化・自然遺産の価値評価やマネジメントを学ぶことで、地域資源を守り、観光等に活かす方策を身につけます。【観光】観光経営論Ⅰ・Ⅱ教授／田中 敦訪日観光客の急増など変化が著しい観光について、地域とグローバルの双方の視点から幅広いテーマを取扱います。また観光経営等の学修を通じて、マーケティングや企業経営の基礎知識を実践的に習得していきます。■履修可能な科目群■経 済経 営法 律政 治政 策計 画数 理観 光【計画】エネルギーマネジメント、数理計画法准教授／島崎 洋一地域社会における望ましいエネルギーの使い方について学習します。行政や企業におけるエネルギーの導入計画、経営管理を主題とします。身近な例として、家庭の電力測定演習を行います。意思決定の手法を理解します。
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