工学科 これまで工学部は、「未来世代を思いやるエンジニアリング教育」をキャッチフレーズに掲げ、今後の社会における変革を技術の観点から牽引できる人材を育成してきました。 令和6年度に開設予定の新しい工学部では、価値観の多様化やエネルギー問題など現代社会が抱える諸問題へ対応するために、主として、SDGs、地方創生、およびSociety5.0の実現に貢献できる人材育成を強化します。 そのために、主体的で多様な学びを支援する7学科から1学科複数コースへの再編、1年後に専門分野の選択が可能な総合工学クラスの新設、各専門分野においてデータ駆動型研究開発を可能とする数理・データサイエンス・AI関連科目の強化、大学院に進学後の多様な研究活動を支援する大学院授業科目の先取り、などの新たな仕組みを設けます。〔 〕は入学定員【 】は募集人員(目安)2024121年次化学系クラス【66】土木環境系クラス【46】総合工学クラス【40】情報系クラス【75】機械電気系クラス【138】工学部(1学科) 〔365〕クリーンエネルギー化学コース 【38】応用化学コース 【38】土木環境工学コース 【50】コンピュータ理工学コース 【90】機械工学コース 【53】メカトロニクスコース 【48】電気電子工学コース 【48】2年次〜・分野間の垣根を低くし、進路選択が柔軟となるよう変更・新コースの設置により進路選択の幅が拡大・情報分野(コンピュータ理工学コース)の募集人員を大幅増●クリーンエネルギー化学コースを新設・化学の力でエネルギー問題を解決できる人材を育成・山梨大学が有するクリーンエネルギー分野における 国内有数の研究実績(燃料電池やエネルギー変換など)を 活用し、新たなコースを設置・入学後に進む分野を決定したい、進みたい分野があるが 入学後に適性を見極めたい、幅広い工学の知識や技術を 学んでから専門の分野に進みたい、というニーズに対応 したクラスを設置(出願時に「総合工学枠」を選択)・総合工学クラス出身者を中心に全ての工学部生が履修 可能な「工学の社会実践教育プログラム」を実施・ 成績上位者からコース希望を勘案して合格者を決定・ 総定員(365人)の枠内で各コースの募集人員をニーズ等を 踏まえて弾力的に設定・ 調査書・小論文・面接等で総合評価(共通テスト不要)・ 女子枠と一般枠の併願が可能・ コース・学部の枠を超えた、幅広い専門性を有する教員 による授業を実施・ 数理・DS・AI 科目やPBL 科目等の充実化・ 年次が進むにつれて専門を細分化新体制●7学科を1学科複数コースに再編●総合工学クラスを新設新入試新教育●一括入試の導入による募集人員の弾力化●学校推薦型選抜Ⅰや女子枠の導入●大学入学共通テストで「生物」が選択可能・ 総合型選抜Ⅱ、一般選抜(前期・後期)において、全てのコー ス等で「生物」が選択可能に●工学基礎教育・デジタル教育の強化●1年次はクラスに所属、2年次から 専門分野ごとのコースに所属●転コース制度等による進路選択の柔軟化・ 2年次からのコース配属時に条件を満たせば他コースへの 変更が可能、3年次進級時にも転コースが可能●特別教育プログラム(特P) の実施・ 希望者は3 年次進級時に専門性の高い特Pを 履修可能(大学院修士課程までの一貫教育)新・工学部工学部 ▶ 工学部改組改組の特色
元のページ ../index.html#12