山梨大学 2024 大学案内
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新病棟Ⅱ期棟スタッフステーション202436 2015年度の新病棟Ⅰ期棟稼働に続き、2020年度には新病棟Ⅱ期棟が稼働を開始しました。 1階には入院される患者さんの入院前の準備と退院後の療養環境が円滑に進むように、多職種のスタッフでサポートをする入退院支援センターの設置や、感染症対応の最新鋭の病理解剖室を整備しました。 2階〜7階の各病棟入口にはスタッフステーションと面談室・デイルームを整備し、来院者が不必要に病室へ行くことのない設計となっております。 今後は、新病棟Ⅲ期棟や外来診療棟の再整備を予定しており、患者さんにとってより良い療養環境を提供できることを目指しています。 今年度4月には新シミュレーションセンターが開所し、約500平米に高機能人体シミュレーターと病態肺シミュレーター(ALS5000)、デジタル蘇生プログラムキットを常設した模擬病室と模擬手術室、マルチタスクトレーニングルーム、ロボット手術トレーナー、血管内治療シミュレーター、腹部・心臓超音波シミュレーターを設置した高機能シミュレータールームが配置され、基本から専門技術まで幅広い学習が出来る環境が整いました。すべての患者さんに「安心」を 「無病」こそが医療に携わるものすべてが目指す理想です。「病に苦しむ人のいない社会」の実現を願って、私たちは日々、診療、研究、教育に邁進しています。 大学病院として山梨の医学と医療の中核を担う当院のスタッフは、患者さんに安心して治療に取り組んでいただけるように、常に次の4つの行動を心がけて診療にあたっております。❶安全な医療安心いただくために一番大事なことは安全であることです。私たちは常に患者さんの「安全」を最優先として一人ひとりのスタッフはもちろんのこと病院のシステムの改善に不断の努力を行っております。❷親身な笑顔「親身」つまり親の身、患者さんを自分の身内と想い診療にあたりいつも笑顔で対応しております。❸最高の技術大学病院として新しい医療技術を医師が駆使するのは当然のこと、看護師・技師・事務・支援スタッフなどがそれぞれの役割を高度な「技術」で果たせるように心がけております。❹一つのチーム病院全体が一つの「チーム」、ワンチームとして患者さんを中心に全員が心を合わせて効率的に連携しております。TOPICS:01医学部附属病院

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