山梨大学 2024 大学案内
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病気だけでなく、患者さん自身を診て、その人の幸せも考えられる医師になりたい。徒歩5分くらいの場所にあるアパートで、一人暮らしをしています。附属病院の食堂で友人と食べることもあれば、一旦家に帰って休息をとる日もあります。少人数で行われる授業は発言の機会も多く、密度の濃い勉強ができています。バスケ部の練習がある日は体育館へ。交響楽団の練習がある日もあります。202438※インタビューは、2023年3月に行ったものです。医学部【医学科】4年次板倉 傑 さん (愛知県出身)登 校昼休み授 業放課後板倉さんのキャンパスライフバスケットボール部と医学部交響楽団に所属し、忙しくも充実した日々を過ごしています。バスケットボール部は、週3回の練習と週末の試合が中心。医学部交響楽団は土曜日に合同練習があり、年度末に定期演奏会と入学式か卒業式で演奏を披露しています。家庭教師と結婚式スタッフのアルバイトもしているので忙しいものの、図書館が24時間空いていて、時間を気にせずに勉強ができるので、時間をやりくりしながら無理なく続けることができています。心に刻まれた解剖実習 最先端の医療と地域密着型の医療を同時に学べる環境に魅力を感じ、山梨大学に進学しました。座学中心の授業が続くなか、2年次後期に解剖実習がありました。生まれて初めて人体にメスを入れ、それまでの学びを確認していった経験は、深く胸に刻まれています。診療参加型の実習で多くを学ぶ日々 4年次後期から附属病院での臨床実習が始まり、5〜6人のグループで1週間ずつ診療科を周って、特徴的な疾患や基本的臨床手技を学習しています。国家試験合格前なので医療行為はできませんが、山梨大学では診療参加型実習が推奨されており、カンファレンスへの参加や問診、カルテの記入などの機会も与えられているので、医師になった自分をイメージしながら多くの学びを得ています。 患者さんの幸福を考えた上で適切な医療を提供できる医師になることが目標です。そのためにも、意欲を持って広く深く学んでいきたいと思っています。在学生メッセージ

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