少しでも興味があるなら、ガムシャラに挑戦してみよう。学びを深めることで、未来は必ず拓けていく。大学は、夢を叶えるための場所。やりたいことを見つけたら、迷わず飛び込もう!202472静岡県立浜松特別支援学校西澤 美波 さん2020年3月 教育学部障害児教育コース卒業2021年3月 山梨大学医学部医学科卒業山梨大学医学部附属病院土屋 健 さん教育学部OG医学部OB頑張る子ども達の力になりたくて、障害児教育へ やりたいことがなく、進路にも悩んでいた高校時代。恩師に誘われ、肢体不自由児の学校へ2日間お手伝いに行ったことで、特別支援学校の先生という夢が見つかりました。山梨大学には障害ごとに専門の先生がおり、幅広く、深く学ぶことができました。実習に加え、教育ボランティアや附属支援学校でのお手伝いなど、実際の教育現場で子ども達と接する機会も多くあり、知識や技能に加え、経験からくる自信も育んでいただきました。試行錯誤しながら子ども達に向き合う中で、自身も成長 新任で浜松特別支援学校に赴任し、今年は3年生の支援と授業づくりを3人で担当しています。障害児教育では一人ひとりをよく見て対応することが何よりも大切です。他の先生方と情報を共有し、話し合いながら日々指導していくのは大変ですが、それが子ども達の力になっていると感じられた時には大きなやりがいと喜びを感じます。子どもの気持ちにしっかり寄り添って声かけや支援ができるよう、これからも頑張っていきます。個性的で魅力ある同級生と切磋琢磨した6年間 学問としての医学のおもしろさと、自身の学びが直接人を救うことにつながる点に惹かれ、医者を目指そうと考えました。在学中は、都会過ぎず田舎過ぎずの環境に心地よさを感じながら、個性的で魅力ある同級生達と切磋琢磨しました。また、医学部交響楽団に所属し、演奏活動にも勤しみました。先輩や後輩との交流も楽しかったですね。循環器内科医となり、山梨県の医療に携わりたい 卒業後は附属病院で初期研修医となり、この2年間、進路を限定せずフラットな状態で診療科をローテーションしながら、診療チームの一員として業務をサポートしたり、救急外来で初期救急対応に携わったりしてきました。そうしたなか、循環器内科で自分の目の前で患者さんの心臓が止まり、先生方が冷静に対処して救命する姿を目の当たりにしたことで、自分も循環器内科医になろうと心が決まりました。 4月からは山梨大学の医局で、後期研修医としての生活が始まります。県内の医療機関で更に研鑽し、最終的には循環器内科医として山梨の医療に携わりたいと考えています。卒業生からの
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