山梨大学 2024 大学案内
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未来の自分を創るのは、今の自分。苦手なことも楽しみに変えて、理想の未来を手に入れよう。迷いが生じたときは、自分の目で見に行こう。選ぶべき「答え」がきっと見えてくる。2024732022年3月 土木環境工学科卒業※インタビューは、2023年3月に行ったものです。2020年3月 地域社会システム学科卒業山梨県庁県土整備部中北建設事務所(技術職・土木)手塚 花菜 さん甲府地方裁判所山本 将也 さん工学部OG生命環境学部OB山梨県庁の技術職員に憧れ、土木環境工学科へ 土木工学に興味を持ったのは中学生の頃です。インターンシップ先で、大規模な公共事業の監督員として活躍する女性と出会い、自分も大学で土木を学び、計画から工事、維持管理まで幅広く携わることができる県職員になりたいと考えるようになりました。目標に向かい突き進んだ4年間。先生の後押しにも感謝 山梨大学は学生と先生との距離が近く、気軽に質問や相談ができます。私には山梨県庁の技術職員という目標があったので、就職後も役に立つことを学ぼうと考え、地盤研究室に所属して、ミュオンという宇宙線の透過力を活用した地下空洞探査シミュレーションに関する研究に取り組みました。ゼミの先生も私の夢を後押ししてくださったことが嬉しく、ありがたかったです。 その後目標通り県職員となり、上司や先輩方にご指導いただきながら河川関連の業務に取り組んでいます。今後は道路や都市整備なども幅広く経験し、山梨県の安全なまちづくりや災害対策に携わっていきたいと思っています。法律を学べることに惹かれ、地域社会システム学科へ 地域社会システム学科では、社会科学系の専門知識を幅広く学ぶことができます。私は法律に興味があったので、法律関連の科目を積極的に履修しました。憲法のゼミで、実際の判例をもとに、原告もしくは被告の立場に立って意見を主張し合い、それについて様々な見地から議論を交わしたことは、今も大きな力になっています。難関試験を突破!裁判所事務官を経て、裁判所書記官に 弁護士法人でインターンシップをした際、弁護士の先生に「法律に携われる仕事に就きたい」という思いを話すと、裁判所事務官を勧めてくださいました。その後採用試験を受けて、甲府家庭裁判所の少年係に着任。在任中に裁判所職員総合研修所入所試験に合格し、2年間の研修を経て、裁判所書記官として働いています。法律の専門家として、「順風満帆な人生を送っている人が裁判所に行くことはない。だからこそ、来た人にはしっかりと寄り添わなければいけない」というゼミの先生の言葉を体現していきたいと思っています。Message from Alumniメッセージ

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