山梨大学 大学案内 2025
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医学部今は辛くても、頑張って良かったと思う日が必ず来るから、自分を信じて、夢に向かって諦めずに進んでください。202533山梨大学医学部医学科2023年度卒業山梨大学医学部附属病院森本 真歩 さん持続可能な未来のために!※インタビューは、2024年2月に 行ったものです。山梨大学●山梨ぬいぐるみ病院ぬいぐるみを使った「お医者さんごっこ」を通して、病院や医療器具に対する子ども達の恐怖心を和らげる活動を行っています。また、きれいな手の洗い方やバランスのとれた食事など、さまざまなテーマに基づいた保健教育に取り組んでおり、子ども達が楽しみながら健康知識を学べる演劇も行っています。山梨の地域医療に貢献したくて山梨大学医学部へ医師不足など山梨県の地域医療の厳しい状況を知り、貢献したいと考えて山梨大学に進学しました。大学生活はとても楽しかったです。最初は座学が中心ですが、一つ一つ期間を設けて科目ごとに学んでいくので、ゲームのステージをクリアするような感覚がありました。実習が始まると、患者さんが良くなることに携わっていると実感でき、責任感も生まれました。部活動も盛んです。私は、軽音部とテニス部に所属し、学園祭のステージにも立ちました。患者さんの気持ちに寄り添い、共に考えていける医者になりたい現在は、附属病院で初期研修医をしています。1か月ごとに診療科を回って、指導医について治療行為をしており、現在は小児外科に勤務しています。先日は、虫垂炎から腹膜炎を発症したお子さんが運ばれてきて緊急オペになり、私も第一助手として手術に立ち会いました。人生初の手術を経験し、人の命を助ける尊い仕事であることを改めて実感しています。初期研修は残り1年。進むべき科を見極めて、理想とする医者を目指したいと思います。卒業生からのSDGsMessage

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