山梨大学 大学案内 2025
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202502山梨大学 学長山梨大学学長山梨大山梨学 学長府市山梨県甲府市生まれ。山梨大学教育学部卒業。筑波大学大学院体育研究科修了。山梨大学教育学部教授、教育学部長、大学院教育学研究科長、理事・副学長を経て、2023年から同大学長。専門は、教育学・発育発達学。文科省中央教育審議会特別部会委員、スポーツ庁スポーツ審議会健康スポーツ部会委員、日本スポーツ協会ジュニアスポーツ指導員部会長、日本オリンピック委員会(JOC)ゴールドプラン専門委員、日本レクリエーション協会理事、日本トップリーグ連携機構常務理事など歴任。教育学長メッセージ 山梨大学は、教育学部・医学部・工学部・生命環境学部の4つの学部と、医工農総合教育部・教育学研究科の2つの大学院を有する総合大学として、約4,700人余りの学生が2つのキャンパスで学んでいます。本学は、「地域の中核、世界の人材」をキャッチフレーズとして、知と技術における「地域の中核」となると同時に世界の平和と人類の福祉に貢献できる「世界の人材」を養成することを目標として教育研究活動を展開しています。 大学進学を目指す皆さんの中には、大学での学びに対する不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。本学は、学生の皆さんが、主体的に学ぶことができるよう、「何を学び、身に付けることができるのか」を明確にし、学修の成果を学修者が実感できるような「学修者本位の教育」を目指し改革を進めています。また、デジタル技術の活用によるきめ細やかな学修指導など、修学支援や生活・進路面で皆さんをサポートします。 現在我が国は、少子化やグローバル化の進展、AIやDXなど科学技術の発展により、大きな変革期を迎えており、大学もこれらへの対応が求められています。本学では、入試の見直しや新たな教育プログラムの設置などの取組を進めているほか、山梨県立大学をはじめとする他大学との教育連携を推進しています。山梨県立大学との連携では、連携開設科目の開設など、学びの選択肢を広げる取組を進展させています。 研究面においては、クリーンエネルギー、先端脳科学、ワイン科学、発生工学を始めとする幅広い分野の研究を企業、教育機関、行政、金融機関の協働で進め、多くの研究成果を社会に還元しています。 本学の卒業生で、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智博士は、人類の健康と福祉の増進に大きく貢献されました。本学は、大村博士のように、国内外における諸課題への解決に積極的に挑戦し、未来を切り開くことのできる人材育成を目指しています。 両キャンパスのある甲府盆地は、都心や近隣県からのアクセスも良く、自然や季節の移ろいを身近に感じとることができます。皆さんは、このような環境の中で居心地よく学び、充実した学生生活を送ることができることと思います。山梨大学で皆さん一人ひとりの「無限の可能性」を開花させてみませんか。私たち山梨大学の教職員・学生は皆さんを全力で応援いたします。中村 和彦国内外における諸課題への解決に積極的に挑戦し、未来を切り開くことのできる人材育成を目指しています。Message

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