山梨大学 大学案内 2026
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2026 17学術・文化・芸術…人々が集う新たな交流の場に学術館入口外観大村記念ホール大村博士胸像案内ロボット「さとっちゃん」高さ180センチのブロンズ像。米ウエスレーヤン大学から1994年に名誉理学博士号を授与されたときの出で立ちです。工学部メカトロニクスコースの学生が 中 心となって開 発したロボット。学術館の展示品を案内してくれます。大村智博士命名。大村博士が山梨大学に在学されていた当時の写真や卒業論文、数々の研究業績に関連する資料などを展示しており、大村博士の軌跡をたどることができます。2024年12月には新たにノーベル賞メダル等を展示するなどリニューアルを行いました。山梨県韮崎市出身の鉱物収集家である百瀬康吉氏より寄贈された水晶・加工品を保存するため1927年に建設された「水晶庫」を、学術館開館を機に整備しました。本学所蔵の水晶を一般の方にも広くご鑑賞いただけます。山梨大学教育学部の前身である徽典館2代目校舎の八角三層がモチーフです。当館では、山梨大学のルーツである徽典館の資料も展示しています。講演会やシンポジウムをはじめとした、学術・文化・芸術活動等に利用可能な多目的ホール(収容定員最大130名、床面積168㎡)1958年に山梨大学学芸学部(現 教育学部)を卒業された大村智博士が、2015年12月にノーベル生理学・医学賞を受賞されました。山梨大学では、これを機に「山梨大学大村智記念基金」を設立し、大村博士の偉業を称え、そのご功績を末永く顕彰するため「大村智記念学術館」を2018年7月に創設しました。武田神社へ真っ直ぐに向かう武田通り沿いに位置し、建物入口は、山梨大学教育学部の前身、江戸昌平黌の分校として創設された「徽典館」2代目校舎の八角三層を模したデザインとしています。1階では、大村博士の業績やノーベル賞受賞に関する貴重な品々を展示するとともに、山梨大学の歴史や学術・文化的資料などを展示し紹介しています。また、2階には、学生・教職員・同窓生をはじめ地域の皆様も利用可能な大村記念ホールを設置しています。地域の基幹的大学として「地(知)の拠点」の役割を担う山梨大学において、「大村智記念学術館」は地域コミュニティの中核的存在となり、学術・文化・芸術の創造と発信の拠点として、山梨大学の新たな歴史を刻む象徴的な建物です。大村博士展示コーナー水晶庫(登録有形文化財)

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