横浜市立大学 理学部 学部ガイドブック 2022
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す。指導教員との距離も近く、研究に関して厳しくも的確なアドバイスをいただけます。 YCUは英語教育に力を入れており、海外でも通用する一定の英語力が身につきます。研究活動においても英語は非常に重要であるため、グローバル化に向けた英語教育はYCUの大きな魅力の1つです。 大学受験に向けた勉強は、広範囲を長い期間かけて理解しなくてはなりません。毎日根を詰めて勉強すると疲れてしまうので、上手に息抜きをすることも大切です。自分が目指す大学生になっているイメージをもって、メリハリをつけて勉強していけば結果は必ずついてくると思います。努力は裏切らないので、諦めずに強い心を持って頑張ってください。鳥の声や風の音がよく聞こえるほど静かな環境であるため、研究や勉強にとても集中することができます。 YCUでは、先生と生徒の距離がとても近く、研究で疑問点がある場合は解決するまで指導してくれます。さらに、留学やインターンシップなど経験できる環境が整っており、私は大学のプログラムでアメリカのUCLAへの短期留学とFAO駐日連絡事務所でインターンシップを経験することができました。 今後は、外来遺伝子が挿入されない手法によってゲノム編集を進めることで、市場に出しても問題がないGABA高蓄積パンコムギの作出を目指していきたいです。「薬やサプリメントに依存しない、食事の改善による健康的な体作り」という目標を達成するためにも研究に取り組んでいきたいと思っています。※学生の所属は、2018年度以前入学の学部・学系・コース名となっています。 フラーレンは、ダイヤモンドやグラファイトに並ぶ炭素の同素体であり、球殻状に閉じた一群の炭素分子の総称です。フラーレンなどの有機半導体は、従来のシリコンを用いた無機半導体よりも軽量性や柔軟性に富んでおり、近年注目されているフレキシブルディスプレイやウェアラブル端末などの柔軟性を有した次世代の電子デバイスへの応用が期待されています。私は、フラーレン分子結晶の電気特性に注目し、実用化に向けた課題の解決や性能改善に向けた研究を行っています。フラーレンなどの有機半導体の研究を進めることで、さらに高性能な電子機器の開発を実現でき、大きな社会貢献になると考え、この研究を始めました。 私の所属する研究室は、学部生から大学院生まで年齢問わず仲が良く、和気あいあいとしたアットホームな研究室です。しかし、研究に関しては、時には厳しい意見が飛び交い、各々が責任と自覚を持って進めており、互いに切磋琢磨し合える環境で私は、「CRISPR/Cas9を用いたゲノム編集による機能性成分を改変したパンコムギの作出」というテーマで研究を進めています。パンコムギは、多くの食品に使われており、世界中で食べられています。現在、人々の健康に対する意識が高まっていると感じており、GABAという血圧降下作用や精神安定作用が確認されているアミノ酸を多く含むパンコムギを作出するために研究を進めています。 私が所属している研究室では、コムギを実験材料として使っていることは共通していますが、それぞれが異なるテーマに沿って研究を進めています。コムギのストレス耐性や機能改変などです。異なるテーマだからこそ、お互いのゼミでの発表を聞くことで、新しい視点から自分の研究について見つめなおすことができます。 舞岡キャンパスには圃場があるため、実際に植物を育てることができます。そして、季節が変化していく中で植物がどのように変わっていくのか変化を感じることができます。また、ミタケ  ユウジムラヤマ  ホノカ御嶽 侑史村山 ほのか4次世代の電子デバイスの実現に向けて国際総合科学部理学系物質科学コース卒生命ナノシステム科学研究科 物質システム科学専攻 博士前期課程1年 自然に囲まれた静かな環境での研究国際総合科学部理学系生命環境コース卒生命ナノシステム科学研究科 生命環境システム科学専攻 博士前期課程1年

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