横浜市立大学 2023
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79詳しくは医学部/医学研究科准教授医学部/医学研究科准教授研究分野:生理学・分子生物学・研究分野:生理学・分子生物学・医療機器開発(医工連携、産学連携)梅村将就医療機器開発(医工連携、産学連携)梅村将就詳しくはMasanari Umemura 空気は窒素や酸素で出来ていますが、その空気には、微量の有機物や無機物も含まれているのをご存知でしょうか。そうしたものが、実は地球環境に大きな影響を与えていることがわかってきました。それが私の研究テーマです。 原子・分子というミクロな視点と、地球規模の現象というマクロ的な視点。この2つの視点で見えることから、地球で起きているさまざまな現象を明らかにしていきます。研究のために、NASAの飛行機に乗り北米の山火事の空気を採取分析したこともあります。ミクロな話がグローバルな話に繋がっていくことにワクワクします。アメリカNASAの飛行機で山火事から出る空気を分析世界各地から取り寄せたサンプルを解析するヒトやマウス由来のがん細胞を培養皿の中で育てます。赤い液体は、がん細胞を育てるための栄養(牛の血清)が入った培養液ですインキュベーター(温度を一定に保つ装置)の中で37℃の環境でがん細胞を培養します 細胞内で様々な情報がカルシウムイオンを介 細胞内で様々な情報がカルシウムイオンを介してどのように伝達されるかをアメリカに留学して研究した私は、本校に戻った後、「磁石に引き寄せられる薬」の研究を始めました。すると面白いことに、一見関係のないこの2つの研究には、さまざまな共通点があることがわかりました。 今はその延長線上にあたる、薬や放射線とも違う「交流磁場」という物理的な刺激を用いた身体にやさしいがん治療装置の研究開発を行っています。工学部の先生や企業の開発者の方々と意見を交わすのはとても刺激的です。画期的ながん治療法を求めている患者さんのためにも、1日も早く実用化したいですね。Kanako Sekimoto理学部/生命ナノシステム科学研究科准教授理学部/生命ナノシステム科学研究科准教授研究分野:質量分析学・大気科学関本奏子研究分野:質量分析学・大気科学関本奏子地球環境というマクロな視点と原子・分子の視点で身の回りの現象をとらえる前例のない方法を用いた「体に優しいがん治療装置」を研究Researcher Interview

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