横浜市立大学 GUIDE BOOK 2026
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領域横断教育151年次は研究活動をしていくうえで基礎となる論文の書き方や、研究者が守るべき倫理観などを学びます。さらにプレゼンテーションの方法を学習し、いかに簡潔な言葉で伝えるべきかということや、資料スライドに図版やアニメーションを盛り込んで視覚的にも伝わる工夫をするなど、研究発表で大切な「分かりやすく伝える力」を身に付けることができました。2年次からの本格的な研究室活動が楽しみです。経営学の基礎から医療経営の専門的な内容まで幅広く学びました。さらに、医療機関合同インターンシップに参加し、病院経営者との対話を通じて現場の課題を知る機会を得ました。デジタル人材の不足、多職種のマネジメントの難しさなど、日本の医療機関が抱える問題を深く理解できたと同時に、その現状に危機感を強く抱くようになりました。経営と医療の知識をさらに深め、将来は医療業界の課題解決に貢献したいです。経済学や経営学など、実学の基礎となる講義を幅広く受けた後、起業に関する専門性の高い講義を履修しました。起業家の方々のお話を直接伺い、社会貢献とビジネスの成長が両立可能であることを学びました。また、チームでビジネスプランの作成をする講義では、戦略や収支を考える中で、基礎講座で得た知識が大いに役立ちました。インプットした知識をいかして企画立案する、その楽しさとやりがいも実感することができました。特講科目で1カ月間カナダの大学へ留学しました。現地や他国からの留学生と一緒に、ビジネス関連の授業を受講するものです。留学を通し、多様性のあるチームの下で、一人ひとりがリーダーシップを発揮する難しさと重要性を実感できました。大学卒業後は、グローバルに事業を展開する食品企業で、商品開発に関わりたいと考えています。国を超えた多能な人材が集まるチームで主体的に行動し、社会に良いインパクトを残したいです。留学生と英語で日本の社会問題を議論する「Japan from Foreignerʼs View」の授業や、国際機関での海外調査実習などの経験を通して、多面的な考え方や英語論文を作成するスキル、調査と発表の能力などが身に付きました。多文化視点の重要性を理解し、理論と実践の両面から考える力を培いました。今後はインドの農村に行って女性支援の活動に取り組む予定です。学びをいかして国際社会へ貢献したいと考えています。データサイエンス学部の先生などから、社会調査の方法やデータ分析の基礎、プログラミングの手法を学びました。肥満度を表す体格指数のBMIや、図形の面積を出すプログラムを体得し、自分で作りたいプログラムを書くことも経験できました。社会調査の実践としては、中華街でアンケートやインタビューを実施、分析をもとに中華街の周遊コースを作成しました。こうしたデータ分析は、自分が普段学ぶ国際教養学部でも必要な知識だと実感しました。金澤 優理愛 Yuria Kanazawa 間瀬 菜花 Nana Mase吉原 茉那 Mana Yoshihara余 芳洲 Hoshu Yo今井 優希 Yuki Imai大谷 遥菜 Haruna Otani領 域 横 断 教 育● 理数マスター育成プログラム● 医療イノベーション人材育成プログラム● 起業家育成プログラム● リーダーシップ開発プログラム● YCUグローバル・スタディーズ・プログラム● ADEPTプログラム国際商学部 国際商学科 4年青森県立弘前高等学校卒国際教養学部 国際教養学科 3年大阪府立箕面高等学校卒国際教養学部 国際教養学科 4年神奈川県 私立捜真女学校高等学部卒理学部 理学科 2年神奈川県立柏陽高等学校卒国際商学部 国際商学科 4年北海道 私立札幌光星高等学校卒国際商学部 国際商学科 4年神奈川県立柏陽高等学校卒

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