横浜市立大学 GUIDE BOOK 2026
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国際商学部長 和田 淳一郎 Junichiro Wada261882年の横浜商法学校を創基とする国際商学部の歴史は、横浜市の誕生や、横浜商業専門学校設立を創立の年とする本学の歴史より古いものです。国際標準の経済学・経営学だけでなく、自然言語(TOEIC600等)、人工言語(数理・データサイエンス・AIの素養)、会計言語を少人数で学び、仲間づくりがしやすい環境です。海外雄飛の機会が多く、学内でも一部専門科目は英語で学びます。必修のゼミを中心にインゼミやコンペなどのグループ活動が奨励されます。卒論は、幅広いテーマが許されておりますが、公開審査です。European bachelorの伝統に適うものであり、自分の立論を科学的論拠に基づいて主張できるリーダーが育っています。学部サイト▼学位■ 学士(経営学)・学士(経済学)国際商学部では、ビジネスの共通言語である経営学・経済学を世界標準で学び、グローバル企業に必要な経営管理能力、新事業を創造する企画立案力、マネジメントの高度な実学能力を養います。ビジネスの現場で役立つ確かな英語力も身に付け、国内外のインターンシップやフィールドワーク、海外大学とのサマープログラムなどの多彩な学習で、学問的な理論・知識に加えて実践力を高める教育を行い、実業界や公的機関で活躍できる職業人を育成します。グローバル企業で活躍するために欠かせないのは、仕事にいかせる実践的な英語力です。国際商学部では、英語による専門科目を交換留学生と共に学びます。国際商学部では、これからのビジネスには欠かすことのできないグローバルな視点と企画立案力を、入学後の早い段階から意識できるような学びがあります。その成果として、ビジネスコンテストで顕著な実績を誇る学生を輩出し、多くの企業から高い評価を得ています。さらにアントレプレナーシップ論や同実践論などの科目も開講しており、学生の起業家精神を育成する環境も整っています。新規ビジネスの世界では、膨大なデータを分析する能力が必要です。国際商学部では、文系では国公立大学においてすら珍しい、文部科学省によるMDASH(数理・データサイエンス・AI教育プログラム)応用基礎レベル認定プログラムを提供しており、opt-out方式での原則履修を求めています。また、高齢化社会では医療に関する課題に経営的な視点からの解決が強く求められており、医学部やデータサイエンス学部と連携し、「医療経済学」、「医療政策学」、「医療イノベーション経営管理論」等特色ある科目を設け、時代が求める専門性も育成しています。交換留学生と共に英語で専門科目を学ぶ実践力を養うビジネスコンテストデータ分析、医療経営等多様な専門性を育成人と進んで交わり、共に資質を高める国際商学科国 際 商 学 部学部長 Message01特色02特色03特色School of Economics andBusiness Administration国際商学部

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