横浜市立大学 GUIDE BOOK 2026
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理学部長 佐藤 友美 Tomomi Sato科学はこれまで物理学・化学・生物学といった分野から構成されていましたが、より高度・専門的に深化した結果、今ではいくつもの小さな分野・領域に細分化されています。一方で、エネルギー・環境・医療等の諸問題は高度化・複雑化しており、細分化した分野からのアプローチだけでは解決に向けた対応が難しくなってきています。理学部では、「ヒトの生命現象」の理解と解明をひとつのターゲットとして、生物学だけではなく、物理学や化学の概念や理論も含めた総合的な理学的知識を学修します。さらに、物質科学分野、生命科学分野、またその融合分野において多様な研究が活発に行われており、これらの学修成果をさまざまな領域で発揮することができます。30学部サイト▼学位■ 学士(理学) 取得できる資格■教員免許(理科)理学部では、自然科学の基礎を全般的に学ぶことで、物質科学の概念を踏まえて細胞・個体スケールの生命現象を捉えることができる人材、生命現象を原子・分子スケールで起こる物質科学として捉えることができる人材の育成を目指しています。そして、理学的専門教養をもとに、医学・農学・工学等の連携研究にも積極的に挑戦できる人材を養成します。理学部では、すべての学生が物理学、化学、生物学、数学の基礎を一通り学んだ上で、物質科学、生命科学、あるいはこれらの融合領域分野へ進みます。高等学校で物理あるいは生物を履修していない学生に対して、1年次にリメディアル講座の授業を用意しています。6つの履修モデルに沿って、高度な専門的知識・技術を身に付けます。自然科学で世界に貢献するためには、グローバルな視点を持ち、英語を使って研究成果を発表する必要があります。「国際リトリートプログラム」は、グローバルな研究マインドと世界で通用する研究者としての実力を養うためのプログラムであり、卒業研究によって得られた成果を海外の大学等で英語を使って発表し、海外の研究者とディスカッションすることができます。自然科学研究では実験に基づく研究が不可欠ですが、学生にとっての研究スタートは3年次後期であり、それまで待たなければなりません。本学理学部の特別プログラムである「理数マスター育成プログラム」では、プログラム参加学生は1年次から自主的に研究活動を行うことができます。そのための専用教室「理数マスター室」をいつでも使用することができるように整備しました。学生自らが決めたテーマに従って、教員の個別指導のもとで研究を進め、その成果を学内外の発表会で発表します。物質科学や生命科学、およびこれらの融合領域の専門知識を学修するグローバルな研究マインドと実力を身に付ける「国際リトリートプログラム」1年次から研究活動を行える「理数マスター育成プログラム」物質科学と生命科学の両面から自然現象・生命現象を理学的に解明する理学科理 学 部学部長 Message01特色02特色03特色School of Science理学部

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