横浜市立大学 GUIDE BOOK 2026
42/76

21211321411説得力のある結果を導くための実験設計の力が身に付いた医学を志す自分に必要不可欠な考え方や専門技術を学んだ2024 年度実績医学科領域配属先神経解剖学循環制御医学免疫学法医学臨床統計学内分泌・糖尿病内科学 神経内科学・脳卒中医学 がん総合医科学麻酔科学泌尿器科学精神医学口腔外科学人数学内国内生理学病態病理学医学教育学循環器内科学救急医学運動器病態学眼科学総合診療医学配属先横浜市立大学基礎医学系教室横浜市立大学臨床医学系教室横浜市立大学理学部研究室 東京大学 東京科学大学 理化学研究所 神奈川県立こども医療センター 国立感染症研究所 細胞内のカルシウム濃度を調節する通り道が、刺激にどう反応するかを細胞レベルで研究しました。細胞を培養したり、細胞から目的のタンパク質やその元になるmRNAを取り出して分析したり、タンパク質を蛍光で光らせて観察したりと、さまざまな手法を試せました。この経験を通じて、何かを明らかにするために「どのように実験を設計すれば説得力のある説明ができるのか」を考え、理論を組み立てる力が成長しました。生化学分子病理学医療情報学分子生物学臓器再生医学臨床疫学・臨床薬理学 公衆衛生学循環器・腎臓・高血圧内科学 消化器内科学脳神経外科学形成外科学視覚再生外科学リハビリテーション科学人数1650薬理学実験動物医学外科治療学産婦人科学放射線治療学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学4年次に進級すると同時にリサーチ・クラークシップ(研究実習)が始まり、15週間の医学研究に参加します。その目的は、早期から「未解決の課題に対する意識を常に持ち、積極的に取り組むこと」「科学的な思考で真実を見極める努力を怠らないこと」といった、物事の本質に迫ろうという姿勢[リサーチマインド]を養成することです。臨床能力と論理的思考を両立する、「科学する医師」の育成を目指します。40医学部および2つの附属病院における教育・研究・診療の一体的な運用のもと、医学教育の質の向上を図ることにより、リサーチマインド(探求心)を持った優れた臨床医・医学研究者を育成することを目的としています。その中心となる「医学教育センター」では、「教育」「研究」「医療」をリードする人材を育成することを使命とし、国際都市・横浜ならではの国際標準を踏まえた、質の高い医学・臨床教育に取り組んでいます。ウェイン州立大学(アメリカ) リサーチ・スタンフォード大学(アメリカ) クラークシップ海外テンプル大学(アメリカ) コーネル大学(アメリカ) 配属先ハーバード大学(アメリカ) 「人工甘味料が血管細胞のオートファジーに与える影響」をテーマに研究しました。複数の甘味料を比較し、それらの濃度や時間変化が細胞に及ぼす影響を調査するもので、丁寧で正確な作業を毎日積み重ねることが求められます。先生方から研究技術や心構えを教わりながら、基礎研究の重要性と魅力を深く理解しました。医学を志す者にとって欠かせない思考回路を学べて、自分の成長を実感できた貴重な体験となりました。組織学RⅠ研究センター 微生物学遺伝学血液・免疫・感染症内科学 呼吸器病学肝胆膵消化器病学消化器・腫瘍外科学小児科学放射線診断学皮膚科学古川 倫千 Noriyuki Furukawa岩瀬 すみれ Sumire Iwase基礎医学系[基礎系教室名]臨床医学系[臨床系教室名]医 学 部■ 研究実習先 テンプル大学(アメリカ)■ 期間 2024年4月〜(3カ月間)医学部 医学科 5年神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒■ 研究実習先 横浜市立大学■ 期間 2024年4月〜(4カ月間)医学部 医学科 5年東京都 私立開成高等学校卒基礎医学系教室医学科の特長□ リサーチ・クラークシップ□参加学生の声探求心(リサーチマインド)を持った医療人へ

元のページ  ../index.html#42

このブックを見る