横浜市立大学 GUIDE BOOK 2026
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グローバルな医療のあるべき姿を考えた医学部看護学科多様な国際交流プログラム多様な学生の活動参加学生の声national Academic Consortium for Sustainable Cities(IACSC)などの国際部・研究科の学生が、公衆衛生、環境、まちづくりの観点から解決策を検討します。会議で発表しています。看護学科では、国際化社会における看護の実践と、看護、医療、保健における国際多様性を理解することによって視野の広い看護職を育成するため、カリキュラムの中に体系的にグローバルな教育プログラムを用意しています。持続可能な都市づくり共通教育プログラム(SUDP)国際会議への参加国際交流掲示板47コミュニケーションの理論や基本的なスキルを学び、医療において増加する外国人患者に対する異文化コミュニケーションを学びます。外国人模擬患者の協力を得て、看護実践を結び付けたアクティブラーニングです。看護における国際的な視座を養うことを目的に「実践的語学トレーニング」と「ハワイ看護フィールドワーク(オンライン含む)」を行います。3年次「実践的語学トレーニング」では、看護師資格を持つネイティブ英語教師のもとで語学スキルアップを目指します。4年次フィールドワークでは、米国ハワイ州の医療現場で活躍する上級看護師や看護管理者からの講義、実践の見学・交流、ハワイ大学マノア校看護学部シミュレーションセンターとの演習交流を計画しています。YCUの看護学生はその多様な興味・関心や課題意識により、国内外のさまざまなフィールドに飛び出し、多角的な視点による国際交流で看護を深めています。全学部対象のグローバル都市協力研究センター主催のフィールドワークプログラム「SUDP」に参加しています。複数学看護学科学生がさまざまな教育プログラムへの参加経験をInternational Council of Nurses(ICN)やInter-看護教育研究棟内には、学内・学外のさまざまな国際交流に関する情報を集めている掲示板があり、セミナー等への参加を積極的に促しています。現地の小学生に命の大切さを伝える授業を行ったり、現地の看護学生と医療課題について話し合ったりしました。さらに、医療機関やWHO事務局を訪問し、日本との共通点や違いを学びました。この経験から、一方的な援助ではなく、共にグローバルな健康問題に取り組むことの大切さを実感し、私も将来は看護師・助産師としてその一助になれればと考えています。母子保健を中心とした国際看護の視点を養うことを目的に、フィリピンでの海外フィールドワーク活動を実施しています。現地の大学生、医療者、住民らとの交流を通し、異文化を五感で感じる体験や学びができます。自らのキャリア形成を目的に、大学の国際交流ネットワークや看護学科独自のプログラムを活用し、海外留学をすることができます。また、海外での研究活動や、国際学会への参加、発表などを行います。2年次4年次石原 未希 Miki Ishihara医 学 部■ 渡航先 フィリピン■ 期間 2024年8月(5日間)医学部 看護学科 3年東京都立西高等学校卒英語で看護の実践を積む国際看護学Ⅰ海外の看護を学び体感する国際看護学演習Ⅱ途上国における国際看護の現場に飛び込む国際看護学演習Ⅰ1年次必須看護の知見を海外へ自己のキャリアを高める多彩な留学プログラム3・4年次グローバルプログラムの紹介

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