横浜市立大学 GUIDE BOOK 2026
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研究脊髄損傷による麻痺からの回復を促進する候補化合物を特定―「Brain Communications」に掲載植物の精細胞を覆う膜の統一名称を決定―「Nature Plants」に掲載YCU COI-NEXT×セガ エックスディー“ゲーミフィケーション”の効果検証を開始文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択福浦キャンパスに「オープンイノベーションラボ」が竣工53低分子化合物edonerpic maleate(エドネルピク マレイン酸)が脊髄損傷後の麻痺に対するリハビリテーション効果を大きく促進することを、霊長類の脊髄損傷モデル動物で証明しました。本研究によって、低分子化合物edonerpic maleateを用いた脊髄損傷に対する新たな機能回復療法の可能性が開かれました。精細胞を覆う生体膜に複数の呼称があることで植物生殖研究に混乱が生じていました。そこで、世界中の研究者との協議を重ね、精細胞を覆う膜をperi-germ cell membraneと命名しました。本名称は日本語では「生殖細胞を覆う膜」を意味します。名称を統一したことで今後の重複受精の研究と教育に重要な貢献をしました。YCU COI-NEXT Minds1020Labがセガ エックスディーの協力のもとで開発した、動物園内の動物たちと共に自身の生活習慣を改善する育成型ゲームアプリ「Zooレポ」を使用し、生活改善に関する検証実験を実施しました。10年後のビジョンを「共創を加速する『よこはまデータサイクル』を構築し、未来社会における高いヘルスウェルビーイングを実現する」と定義し、学長のリーダーシップの下、ビジョン実現に向けた大学改革を推進していきます。また、全学での総合知の創出・活用に向けた分野融合研究を推進し、複雑化する社会問題の解決や新たな価値創造、イノベーション創出を通じた社会変革により、高いヘルスウェルビーイングが達成された未来社会を実現します。企業や研究者がワンフロアに集結する産学官連携の研究拠点スペースに加え、メタバースラボ、オープンイノベーションラボを今後配置し、「メンタルヘルス研究領域」を中心にイノベーションの創出と社会実装の加速を目指します。研 究詳細はこちらから▶詳細はこちらから▶詳細はこちらから▶生理学教室▶木原生物学研究所 ▶生命環境システム科学専攻YCU COI-NEXT Minds1020Lab詳細はこちらから▶詳細はこちらから▶▶主な研究TOPICS

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