日本史学科は、全国の短期大学でも数少ないユニークな魅力ある学科です。 古代から近現代ならびに文化史・女性史と各時代の専任教員を6人も配している大学は、東北では4年制大学を含めてもほとんどありません。加えて、多くの学外の専門家も講義を担当します。 日本史の基礎を学ぶ概説、史料の読解力を高める古文書学や講読、考古学や民俗学・外国史・女性史などの科目があり、さらに特殊研究・演習や卒業研究で独自のテーマを究めます。 広く深く過去の日本を知ることにより、私たちが生きている現在の社会、そして未来への流れがはっきりと見えてくるはずです。 「歴史とは、過去と現在の対話である」という有名な言葉があります。私たちが歴史を学ぶのは、自分を知り、現在を理解するためです。「いま」とは違う過去を学ぶことによって、他者への深い理解と共感が得られ、「いま」をよりよく生きることができるのです。 日本史学科では、そのための科目がたくさん用意されています。たとえば史学実習では、文化財保護や地域文化の継承に携わっている方々からお話を伺ったり、実際に古文書や石碑に触れたり、と、実践的な学びを提供しています。みなさん、ぜひ日本史学科でいっしょに歴史を学びましょう。学科長小林 文雄日本史を学べば現在が見えるMessage▶▶ 詳しい就職先や編入学先はP8へ最近の進路状況就職率* 2019年3月末現在の卒業生実績より97.5%進学率93.8%19
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