山形県公立大学法人 教育振興会会報 令和4年度 No.2(通巻第175号)
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「あいつは変わり者だ」とか「お前は病気     山形県立米沢栄養大学       新年明けましておめでとうございます。米沢栄養大学、米沢女子短期大学の在学生および保護者の皆様にとりまして、良い年になりますようお祈り申し上げます。昨年も新型コロナウイルス感染は、第六波で一旦沈静化したものの第七波から八波になり、三年目のウイズコロナの生活を余儀なくされました。そのような状況下において両大学では、感染予防対策をしながらの対面授業を継続いたしました。新型コロナウイルス感染が始まった令和二年年度に入学した栄養大学の学生は、入学当初から学友との接触もままならない環境におかれましたが、三年生となった昨年は少いつからか、孤独を欲するようになった。つまり、一人で居ることに居心地の良さを感じ、過剰な他者との関わりを億劫に感じるようになったようだ。これは、新型コロナウイルス感染症の渦中で制約的な日常を送っているからなのか、多忙な日常に疲弊したのか、あるいは職場の人間関係に起因しているのか、わからない。いずれかが原因であると明確に言い切れず、またいずれかが全くの無関係であるとも言い切れない。ただ、結果として孤独で居たいのだ。孤独で居たいという文字面を見た者は、だ」などのように様々な意見や主張を持つかも知れない。そういう者は、己の悦に学生部長金光 秀子しずつ活発な活動も進んだようです。感染予防対策をしての大学祭「吾妻祭」も再開しましたし、グループワークや臨地実習ではより人とのコミュニケーションの大切さを学び、やっと充実した学生生活に近づきつつあると思います。ウイズコロナの時代がいつまで続くのか予想がつかない中で、保護者の皆様のご不安はいかばかりかとお察しいたしますが、新型コロナ対策における教育方針を快く見守りいただき感謝申し上げます。学生支援では、経済的に困っている学生を支援するために、松川コミュニティセンターとの共催での食料支援活動や食品スーパー商品券の配布、県からの県産米の給付、米沢市からは一人五千円分のチェリカの給付、地域のベーカリーカフェ様からの毎月のパンの寄付、地域の方からの野菜等の支給など多くの皆様よりご支援をいただきました。多くの学生から感謝の声も届いております。昨年に引き続き、教育支援、学生生活支援等に取り組んでまいりますので、今後とも両大学へのご協力、ご指導ご■撻の程よろしくお願い申し上げます。浸って他者に対するレッテル貼りに勤しんで居たら良い。それは、個人の自由であり勝手にして居れば良い。私は、「孤独で居たいという欲求やそれを求める行動は、現象であり本質ではない」と捉える。孤独で居る時間とは、日常の中で最も個が尊重される瞬間であり、他者からの干渉を受けることなく、自らの思想世界に浸って快楽に溺れて居られるものであると考える。孤独で居る時間こそが自らの潜在的な能力を引き出してくれる。そういう時間に研究や仕事が■るのだと思う。居心地の良さを感じるのだろう。そのような、孤独の本質を享受することに  山形県立米沢女子短期大学    社会情報学科 講師 高浜 快斗新年のご挨拶と近況報告せきれい     1〈発行所〉山形県公立大学法人教育振興会〒992-0025山形県米沢市通町6-15-1      電 話0238(22)7330 ㈹〈印刷所〉有限会社 富士印刷〈通巻第175号〉FAX0238(22)7333学長あいさつ部誌販売部誌展示キッチンカーバンド演奏令和4年度 No.2令和5年1月20日発行10月8日〜10日 3年ぶりに吾妻祭を開催しました!山形県公立大学法人山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山山形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形形県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県県公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公公立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立立大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大大学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法法人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人山形県公立大学法人教育振興会会報

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